ご本人・保護者・家族向け事業
未来に向けて、準備(種まき)作業をしましょう。フレーム・ラボは、「将来、働くための準備」をお手伝いをします。
スタートは、「できることを増やす」「自分を知る」ことから始めます。
そして保護者は、「こどものことを適切に伝えられる」「こどものための環境を創る」ことを目指します。
私たちが望む社会
ご存じでしょうか。宮城県の障害者雇用(実雇用率)は全国37位(2018)です。
これまで障害者の採用が非常に多かったのは身体障害者でしたが、近年、採用が難しい傾向にあります。それは、身体障害者の65歳以上の方が68.5%にもおよんでいるからです。
一方、精神障害者は増え続けていますが、雇用定着数は少ないのが現状です。
私たちは、発達障害があっても適切な対応と周囲の理解があれば、働く社会人として地域とつながり、次世代を担う人材へと成長することが期待できると考えています。
発達障害者が「働く」「働き続ける」ため、本人や支援者がのぞむ適切な対応が実現できるよう、支援体制を絶やさず、つながる地域社会を目指しともに歩んでいきます。
また、雇用主・人事担当者への雇用促進、障害理解などの支援にも取り組み、双方が互いの立場を理解しあい、働きやすい環境づくりにも取り組んでいきます。
お子さんと家族のこれからの人生について一緒に考えてみませんか。
ご本人向け支援事業
適応行動尺度に基づく個別支援計画
利用前には、保護者面談とVineland-Ⅱ(適応行動尺度)検査を行い、個別支援計画を策定します。支援計画にもとづき、ともに楽しみながら、日常のスキルを学びます。
保護者の方へのフィードバックをしっかりとおこない、協働療育をおこないます。
コミュラボ
小学生から大人を対象に、出会い・機会を得て、対人関係、社会性を学びます。
また、アセスメントをしっかりと行い、個別支援計画にもとづき、ともに楽しみながら、日常のスキルを学びます。
ポータルラボ(放課後等デイサービス)
小学生から高校生の方を対象に、児童福祉法の制度に沿って(放課後等デイサービスガイドライン)、本人の経験値を未来に向けて積み重ねます。
研究会・イベント
研究会は、中高生から大人を対象に不定期開催。その他、年に数回イベントを行います。余暇体験として、映画・カラオケ・食事などのレジャーなど、順次開催予定です。みんなと一緒に体験します。
保護者向け支援事業
ステップラボ
自分の気持ちと向き合い、困りごとなどを言語にし、事実の整理をします。わが子の特性を理解し、行動の原因を明らかにします。具体的な手立てを実践し、周囲の理解を得るコツを学びます。また、日常生活の現状を把握しましょう。気になること、将来の目指す姿をもとに本人にあったライフプランを考えます。
■ 保護者の困り感を解決します
<単科コース > 以下からお選びいただけます。
せいかつラボ
日常生活の現状を把握しましょう。
気になること、将来の目指す姿を考えましょう。
お子さんにあったライフプランを考えます。
しごとラボ
お子さんにあった働き方とは?
就労への道すじを考えます。等身大の本人のことを伝え、支援者との連携を目指します。
テーマ型ラボ
お子さんの将来の生活設計を考えるときに、進路のことや就職、収入、住まいのことなど、気になるテーマを取り上げて開催しています。
■ 仲間と出会い交流する場・テーマから学びを深める場
相談
定例相談日〈水曜13:00~14:30〉 (1回1時間程度)
じっくりとお話をしましょう。解決したいこと、迷っていることなどを、聞かせてください。解決するお手伝いをします。
ラボ茶(茶話会)
お茶を飲みながらお話をしましょう。オンラインとリアルでの参加が可能です。日常のちょっとしたことなどを話したり、情報交換をしたり、ゆるやかに過ごしませんか。
勉強会
保護者、支援者、企業等に合わせたテーマで特性理解等々の学びを深めるため、開催します。
短期集中型協働療育(保護者・ご本人)
~ ステップラボと コミュラボの 親子セッション ~
万全の体制で療育支援を行います
保護者向けのステップラボと子ども向けのコミュラボを連携して、具体的な手立てをたてて、実践します。
入学、進学、就職前など環境の変化が予想されるときや、家庭での過ごし方の手立てを、具体的に身につけたい保護者の方から、解決したいことをオーダーメイドで承ります。お子さんにあった具体的な手立てを実践して、コツを習得しましょう。
個人会員区分(年会費・入会金なし)
正会員(年間)
個人 10,000円
賛助会員(年間)
個人 3,000円
会費・ご寄附 振込口座
金融機関名:七十七銀行 北仙台支店
口座番号:普通預金 5019561
口座名 :特定非営利活動法人フレーム・ラボ 代表理事 渡邉 桂子
18才以降の国の制度は、現在、介護給付・訓練等給付が主体で、交流等の心の醸成を目的にしたサポートはありません。
フレーム・ラボは、交流等のサポートは重要だと考えています。制度のはざまにおかれやすい方々のサポート活動に取り組んでいます。
制度から外れる活動のため、運営資金を得られにくい活動です。
ぜひ、市民の皆さまに応援をお願い申し上げます。